「やすらぎの宿」  奥鬼怒川 家康の里 大野屋                                   
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家康の里
   大 野 屋
自然 心ふれあう ふるさと宿






 懐郷
   ここは杜に包まれた栃木県栗山村野門。
   春は微笑み。 新しい緑の中の水芭蕉は白い妖精。
   夏は蒼。 どこまでも限りなく澄んだ空、涼しげな風が静かに流れる。
   秋は華。 燃え立つ紅、光る黄色、輝く金色。
   冬は円舞。 凛とした空気、静かなせせらぎ、無言で雪は舞い踊る。

   庭には四季を彩る花が、木々の枝葉が、サラサラと揺れ、風を感じ、
   耳を澄ませば沢音が遠く聞こえる。

   ここには静かな時の流れがある。
   忘れかけていた「あの日」がある。

   季節が巡り巡っても、ここに暮らす人の営みと人情はかわらない。

   ここは、大野屋。
   あなたの「ふるさと」。


       

 人柄の空間
   玄関に一歩足を踏み入れると、不思議と時間の流れが緩やかになります。
   玄関から続くロビーや廊下の空間がそうさせるのでしょうか‥。
   それとも、杜の静けさのしわざなのでしょうか‥。

   廊下には、常連客から贈られた品々が整然と並んでいます。
   贈る常連客の”人柄”、そして贈られる大野屋の人々の”人柄”が感じられます。


 幸せの空間
   夕食後の酔い覚ましの団欒、大切な人と弾む話と笑顔がそこにはあります。
   朝食後のコーヒーの香りと味を楽しみながら、風に揺れる庭の花を眺めると、
   大時計が今朝も静かな時を刻み始めました。
   「コツコツコツ‥」という懐かしい音がそっと耳に響いてきます。

   そう‥、この大時計の刻みが、緩やかな時の流れを感じさせるのです。



 やすらぎの空間
   廊下の明るい階段は、浴場へと続きます。
   夜、窓の外は満点の星空。
   朝には、眩しいほどの陽光が降り注ぎます。

   お湯は”とてもなめらか”で、自然の香りと温もりが全身を優しく包みます。
   まさしく、「のんびり、ゆったり」の気分になれるのです。

   24時間いつでも入浴可、というのも、宿泊する人の「それぞれのご都合で‥」との心遣いなのです。

   ※タオルや浴衣、歯ブラシはお部屋に用意されています。
   ※バスタオルについては原則的に用意されておりません。必要な方は持参されることをお薦めします。
   ※浴場は深夜、消灯してあります。
     ご入浴の際は、浴場入口のスイッチで点灯させ、ご入浴後に消灯するようお願いします。


 くつろぎの空間
   窓を開け放つと”自然の息づかい”が聞こえてきます。

   春には、ウグイスの透き通る声。
   夏には、涼やかな風の音色。
   秋には、青空に飛ぶトンボの群。
   冬には、音のない白銀の世界。

   障子を通るやわらかな透過光、壁の色と無垢の柱、そして畳の香り‥。

   自然と一体になって、ひっそりとした時間が流れていきます。

   ※新館は6部屋、全てバス・トイレ付きのお部屋です。
   ※新館が満室の場合には、旧館のお部屋をご用意します。
   ※旧館のお部屋にはバス・トイレは付いておりません。





大名コースの焼き物


大名コースのお膳

 笑顔の空間
   宿での楽しみのひとつに夕食があります。
   大野屋の夕食は、囲炉裏の部屋でいただきます。
   黒光りする梁や柱の囲炉裏部屋は、”懐かしさ”を感じます。
   故郷ってこんな雰囲気なのだろうなぁ、と思ってしまいます。

   囲炉裏に腰を下ろすと、おのずと視線は柔らかく燃える炭へと向かってしまいます。
   綺麗に均された白い灰に黒い炭、そして柔らかな炎と暖かさ。
   炭の香りと串焼きの香ばしさが、懐かしさを感じさせるのでしょうか。
   ほんわかと燃える炭火を見ていると、知らず知らず人は笑顔に、そして優しい気持ちになっていきます。
   囲炉裏のトリコになる瞬間です。

   お料理はどれも”ここ”でしか味わえないものばかりです。
   囲炉裏やお膳にずらりと並び、また次々に運ばれてきます。
   「ふぅ〜」と満腹のお腹を摩りながらも、不思議と口へ口へと運んでしまいます。

   お酒も絶品揃いです。特に大野屋自家醸造の「ビール」と「どぶろく」は、まさしく”手作りの味わい”です。
   呑めば呑むほど、このうえない幸せを感じてしまいます。
   「岩魚の骨酒」や「山椒魚のお酒」もお薦めです。一味もふた味も違うお酒の旨さを味わうことができるのです。
   他にも「生ビール」や「冷酒」などがありますが、『それ以外のお好きな飲み物を持参されても結構ですよ』
  という心遣いには、思わず顔がほころんでしまいます。

   料理の最後を飾るのは、女将さん手打ちの蕎麦です。名店といわれる蕎麦屋の味より勝っています。
   喉をつるっと通り抜けるときの、あの”蕎麦の香り‥”、もうたまりません。
   女将さんの心のこもった蕎麦は、なくてはならない一品なのです。

   ※「自家醸造ビール」は醸造量が限られておりますので、追加注文には応じられない場合があります。
      また、醸造中などにより、ご注文に応じられない場合があります。
   ※「手打ち蕎麦」は、打てる量が限られていますので、追加注文には応じられません。
      また、宿泊する時季によっては、それに替わる品でおもてなしする場合があります。
   ※お料理の内容は、季節により異なる場合があります。
   

自家醸造のビールと濁酒

舞茸ホイル焼き 鹿刺し

大女将手打ちの蕎麦
                
            岩魚の骨酒             山菜と舞茸の天ぷら               筍の刺身                お子様用メニュー

 友との空間
   「夕食後、どのように過ごすか‥」は、宿におけるひとつの課題になります。
   ロビーで心通じた人と語らうことも、部屋でくつろぐことも、ゆっくりとお風呂に浸かることも、そのどれもが”幸せ”を
  感じることでしょう。
   「でも、夕食の後は、思いっきり歌いたい!」、「親しい仲間と二次会を!」という方のために、新館にはカラオケ
  ルームが用意されています。
   また、旧館ロビーにはカラオケが設置されており、希望すれば利用することができます。

   なお、「宿泊者の”静かな眠り”を妨げないように」との心遣いから、23時までの時間制限となっています。

   ※カラオケルームは予約制になっていますので、宿泊の予約と併せて申し込みされることをお薦めします。
 






 微笑の空間
   朝食には季節の旬の素材が加わります。
   朝取り野菜の味噌汁や和え物などなど、たまらぬ味わいです。
   中でも評判なのが卵。プリッとした黄身をアツアツのご飯に‥。一口食べると笑みがこぼれてしまいます。
   ご飯もふっくら炊きたてで、普段小食でもこの時ばかりは「ご飯おかわり!」なのです。

   そして、もうひとつ味わっていただきたいのが”水”です。
   大野屋の水を口に含めば、下界の水道水に慣れてしまった口に”まろやかな味わい”が広がります。
   「水ってこんなに美味しいものなのかぁ‥」と感激してしまいます。
   呑み過ぎた時に一杯、目覚めの朝に一杯、自然の美味しさを味わいたいものです。
   水を飲めば、大野屋のお料理や女将さんの手打ち蕎麦、炊き立てのご飯の美味しさは、大野屋の人々の心と
  自然の水がつくりだしていることがよくわかります。

    ※お料理の内容は、季節により異なる場合があります。


 そよかぜの空間
   宿に宿泊するだけでなく、宿の周辺を散策するのも”旅の楽しみ方”のひとつです。
   周辺を散策することで、その地域の雰囲気や歴史などを感じたり、新たな発見があるものです。

   杜に包まれた大野屋は、一歩外へ出るとそこは『自然散策路』なのです。
   小さな集落も、自然の中にあれば実に多くの”見どころ”があるものです。
   ぜひ、夕食前の夕暮れに、朝食前の爽やかな朝に、散策を楽しんでみてください。
                大野屋周辺散策ガイド
                     
        こちらをクリックしてください







 心のふるさと
   一晩の宿を決めるとき、その要素は色々とあります。
   例えば、「宿の立地」「料理」「設備」「サービス」「料金」‥。いわゆる宿の”環境”といわれるものです。
   これらの環境を考えると全てが整った、豪華なホテルや一流と言われる旅館を第一候補にあげてしまいがちです。
   しかし、幾度となく豪華で一流とされるホテルや旅館で一夜を過ごしているうちに、”居心地のよさ”という点で
  物足りなさを感じてしまうのです。
   確かに、設備は整い快適で料理も美味しく満足できるのですが‥。

   よくよく考えると、その”環境”とはとことんマニュアル化され作り出されたものばかりで、そう思うと物足りないもの
  は ”人の温もり” であることに改めて気付くのです。

   『一晩泊まれば、宿の雰囲気や居心地のよさが忘れられなくなる』
   そんな言葉が思わず口に出てしまう宿。
   それが《 家康の里 大野屋 》なのです。

   若女将さんは「いつも同じ料理で‥」などと恐縮されていますが、宿泊する側にしてみれば、”変わらぬ味”や
  ”変わらぬ雰囲気”そして”変わらぬ人柄”に魅力があるのです。
   家族で営む宿だからこそ、名旅館にはない”一流の温もり”があるのです。

   《 家康の里 大野屋 》には、宿を愛する人と、訪れる人を愛する人の”美しい心”が宿っています。

   「また来ます!」
   これが宿を後にするときの別れのあいさつになるのです。

   そして、いつしか《 家康の里 大野屋 》は”心のふるさと”になるのです。
大野屋のスタッフ の みなさん

 やすらぎの笑顔
   訪れると笑顔で暖かく出迎えてくださいます。
  そして恐縮するほどの心遣いをしてくださいます。
   大野屋の皆さんとお話していると、泊まる人を
  思う”優しさ”や”心の美しさ”が伝わってきます。
   ふと「幸せな家族」とか「家庭円満」という言葉
  が思い浮かんできました。
   常に笑顔で対応してくださる大野屋の人々と
  接していると、「”生涯は人柄にある”のだなぁ」
  とつくづく感じます。





 優しい微笑み
  若女将のお子さんたちの働きぶりを見ていると、
 「親孝行だなぁ」と感心するばかりです。
  勉学の合間に、家族を手伝うため下宿先から遠い
 道のりを帰ってくるのです。
  黙々と仕事をし、笑顔で接客する姿を見ていると、
 「我が子も、こんな娘、息子に育って欲しいなぁ」など
 と思ってしまいます。
  朗らかな笑顔と仕事の手際のよさ、それに親孝行
 も天下一品なのです。





 愛しき招き猫
  大野屋のアイドルはミーコちゃんです。
  15歳になります。
  囲炉裏での夕食が終わる頃になると、ロビーに
 腰をおろして休憩するのが日課になっています。
  食事の後に姿を見かけたなら、優しく声をかけ
 てあげてください。
  白、黒、黄色、毛並みの美しいお嬢様です。

          



 
アクセス
鉄 道 / 東武鉄道鬼怒川温泉駅から栗山村営バス
「女夫渕温泉行」に乗車約70分
野門温泉入口下車徒歩約15分
自動車 / 東北道宇都宮ICより日光宇都宮道路へ
今市IC・国道121号線経由約60分

ご予約先
家康の里
大 野 屋

栃木県日光市野門281
TEL0288−97−1425

          

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